インターネットを活用した支部活動のPRと活性化
事業委員会委員長 渡辺真啓

「PRの必要性」
 半田支部はこれまで、地域の建築文化に貢献する活動をたくさんして来たと思いますが、残念ながらあまり一般に認知されているとは思えません。たとえば最近の2市5町の耐震診断にしても、支部会員が実際の診断をしていることはほとんど知られていません。 せっかくですから、地域社会のみなさんに支部の存在と活動をもっと知ってもらえるよう、しっかりホームページでPRして今後の活動に生かすべきだと思います。

「情報提供は社会のニーズ」
 私がホームページを開設してから8年になりますが、最近は設計依頼などの問い合わせが増えてきました。これは、やはりブロードバンドが発達して一般の人が手軽に見れる環境が整ってきたせいだと思います。そうした方々と話してみますと「とにかく設計を頼みたいと思っても、どこにいったらいいのかさっぱりわからない」というお叱りを受けます。 ホームページという手軽な手段があるのですから、個々の建築士についても(設計に限らず)どんな活動をしているか情報提供することは、今や責務ともいえるのではないでしょうか。

「地域の建築文化のデータベース」
 これまでの活動の成果をPRするということは、データを提供し記録として残すという意味もあります。そのデータは地域社会ばかりでなく、新しく入会しようという人にとっても、私たち会員にとっても、大いに役立つものになると思います。 そして、もし地域の建築に関するデータベース的なホームページが必要とされるとすれば、それを担うのはやはり建築士会だと思います。

「インターネットで情報交換」
 今までは大変だった会員への連絡は、インターネットのホームページや電子メールの活用により、情報伝達のスピードアップ、内容の充実、コストや労力の低減などができ、より多くの会員との情報交換が可能になります。
 ホームページをはじめとしてインターネットの活用はまだ緒についたばかりですが、今後たくさんの会員のみなさんの参加によって、充実した情報交換の場となることを期待しています。