支部創立50周年に向けて
総務委員会委員長 永田創一


創建当時のカブトビール工場

 支部創立50周年記念式典及び事業が、赤レンガ建物(旧カブトビール工場)にて執り行われることは、私にとってこの上ない喜びであります。
 私が支部長を仰せつかっていた平成7年、この建物の保存活用検討委員会が発足し、同年「半田赤煉瓦倶楽部」後の「赤煉瓦倶楽部半田」が組織され今日まで倶楽部の事務局次長として情熱を注いできた事が、やっと実を結んだような、そんな感慨を受けている。
 今こそ我々建築に携わる者たちが貴重な明治の文化財で有り、先人達の企業家精神を未来に向けて発信していかなければならない。街づくりを掌る我々建築士が先頭に立って、文化財を保存し、又、活用していく道を造っていかなければならない。
 支部創立50周年特別委員会の総務委員長を仰せつかった時、一体何が出来るか本当に悩んだ時期があったが、副委員長をはじめ沢山のメンバーの情熱をひしひしと感じた時、赤レンガ建物がなぜか私の背中を押してくれたような気がした。明治の文化の香りを身体で感じながら、会員もご来賓の皆様も楽しんで頂けたら、きっと直ぐに、カブトビールが復活するに違いない。

50周年予算(案)
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記念誌委員会予算(案)  式典委員会予算(案)