第8回
(公社)愛知建築士会学生コンペ

観光都市

「INUYAMA」

の未来

犬山市を国際観光都市にする「新しい核」を考える

最優秀は「小さな蔵が紡ぐ街」
 工学院大学大学院のみなさんの作品


最優秀の工学院大学チームと吉村審査員長(左端)
2013年10月5日(土)、第43回建築総合展NAGOYA開催中の、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)の9階展望ホールに於いて、第8回学生コンペ 観光都市「INUYAMA」の未来 の最終審査会が開催され、最優秀賞をはじめとする各賞を決定しました。
最優秀作品には最終公開審査で僅差で工学院大学大学院の垣中さんほかの作品「小さな蔵が紡ぐ街」が選ばれました。地元名工大の福元さんほかの「重竹景」、名市大の久保井さんほかの「屋根並みの融和」は優秀賞となりました。
午前11時10分より公開プレゼンが開始され、それぞれ持ち時間5分で発表のあと、審査員からの質問がありました。質問は審査員の立場を反映したもので、学生が困る場面もありました。

田中犬山市長

厳しい質問をする柳澤氏

模型を見る日比野氏
昼食休憩を挟み、1時40分から公開審査の開始。昼食中の打合せで、審査員長からの提案で、それぞれが支持する1作品の応援演説をすることになりました。
最初に佐藤建築士会会長が、屋根並みの融和を支持、田中市長もこの作品でした。
柳澤先生は「迷っている」としながら、「小さな蔵が紡ぐ街」と「重竹景」を支持。「重竹景」には一次審査代表の清水先生、地元の日比野氏が支持をしました。
「小さな蔵が紡ぐ街」に愛知県の星野氏と吉村審査員長が支持と全く分かれました。
審査員長から、この三作で優秀・最優秀を選ぶことを確認され、挙手により最優秀を決めることに。6名は最初に支持したものから変わらず、柳澤先生が「小さな蔵…」に入れたため、最優秀が決まりました。
この3作品に共通するのは、すぐにでも出来そうな案であったことが決め手になったのかな、と思いますが、佳作の作品も劣ることはなく、それぞれ特徴があり良い作品だと思います。

最優秀賞 (1点)

小さな蔵が紡ぐ街  
    垣中智博、阿部佑哉、小野晃次郎
工学院大学大学院工学研究科建築学専攻

優秀賞 (2点)

重竹景 −ひとつながりの街 犬山−  
    福元達也、木田脩太、榊原崇文、内藤雄太
名古屋工業大学大学院社会工学専攻
名古屋工業大学工学部建築・デザイン工学科
屋根並みの融和  
    久保井聡、立松裕規、望月大地
名古屋市立大学大学院芸術工学研究科
 
優秀賞の名工大 福元さんほか(左)、  名市大 久保井さんほか

佳作  (4点)





祭りの鼓動に踊る街  
    眞鍋憲人、井上 修
千葉大学大学院
水先人の行進曲  
    戸谷奈貴、廣澤克典
名古屋工業大学大学院社会工学専攻
名古屋工業大学工学部建築・デザイン工学科
もてなしの標櫓−犬山城第三の堀−  
    鈴木翔麻、千葉基博、福島英和
名古屋工業大学大学院
みちしらべ  
    福田晃司、松本拓哉
名古屋工業大学大学院社会工学専攻
 
     
   一次代表 清水氏         愛知県 星野氏       佐藤愛知建築士会会長
 

   審査員(前列)と受賞者のみなさん
主 催 / 公益社団法人 愛知建築士会 学生コンペ委員会
後 援 / 愛 知 県 ・ 犬 山 市 ・ 犬 山 市 教 育 委 員 会
事務局/〒460-0008 名古屋市中区栄四丁目3-26 昭和ビル5F TEL 052-261-1451 FAX 052-261-0251