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題 名 |
コメント等 |
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Traveling Membrane |
- 構造的な着眼が良い。(実現については、解析が必要かと。)
- カタチに至るまでの経緯が優れている。 カタチが美しく、空間の魅力もある。 簡易に作成出来る。
- キレイなモノができるだろう。
- ブロック的で無くて、膜でつくるのが興味深い。
- 案に既視感がある。構造的には接合部が固いのでは。
- 案に既視感がある。膜に対する突っ張りの軸材に、本当に座れるかどうか?(困難だけど可能)
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備蓄建築 |
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情が移る |
- 可搬性が高い糸に対する着眼点が良い。また糸による触覚で空間を構成する点が良い。プレゼンよりも実際に出来たものはきっと良いだろう。
- 建築がシェルター的なものでなければいけない点に対する案として見ると面白い。
- 触覚という概念は面白い。プレゼンテーションが・・・。
- 色と感情を対比させる点については、個人によって感じ方が違うので固定する事は無かったかもしれない。
- 実作として作成した際にどうなる(良くなる?悪くなる?)かが、プレゼンテーション力が弱いので判断がつかない
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| 4 |
糸層 shisou
-やきものの街の記憶をかたちにして- |
- フレームの切れ込みの位置を変えることにより糸の巻き方に変化が出て美しくなりそう。展示されるか、体験するかで変わってくる作品。
- 実際に、糸によって下部をプレゼンのようにカーブを描く事ができるかどうか?
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| 5 |
気まぐれ図書館 |
- 「うつる」という意味で時間的な移ろいを意識した点が良い。
- 材料の目新しさは無いが、可変性が高い点を評価。
- ひとつに纏めることもできるし、広げることもできる点を評価。
- 材料や構法に斬新性がない。
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| 6 |
かいだんすのある日常 |
- 人の行為に追随する可能性が高い点を評価。ただ、行為のパターンを限定しすぎな点がある。
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| 7 |
移る球具 |
- 見たことがない。見てみたい。
- 実現できるかどうかは難しいが、その分、見てみたい。
- 結束部をバンドでなくても、植物が成長過程でつながってくるというのも面白いかも。
- 温度変化のある公園という場所をテーマにした点が良い。やわらかい世界観が形成されるであろう・・・という点を評価。
- 形状記憶を用いた点が新しい。遊び方とかの提案があると尚良し。
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| 8 |
Can I regard cans as valuable? |
- 構造的な工夫を感じられた。
- ポリカと缶の組み合わせの必要性が不明だったかも。
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| 9 |
TATATA 畳から広がる空間 |
- 縦方向の形成ではなく、水平方向への形成が他の提案になく、楽しい案。
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tatami -折りたたみ、移る空間− |
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| 11 |
Origami Architecture |
- 折ることで、柔らかい素材が硬くなるような提案であれば、尚良かった。
- 折るという行為によりさまざまなカタチができるという多様性を評価。
- 素材が身近なモノであるが、やわらかい空間が出来そう。
- プラ段ボールのように当たり前の素材を使い、簡単にできそうだけど思いつかない案という点を評価。
- 強度的に疑問があり、その中に入るのはどうか?
- システムにより構成されるカタチがあまり固く無くて良い。強度的な不安はある・・・。審査員長の反応も見てみたい。
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| 12 |
いとなみ
〜糸の線密度による面的空間の構築〜 |
- 糸による空間が良い。テキスタイルの美しさを見たい。
- ブロックと糸をつなげたという案が 糸でブロックを作るというのが見てみたい。
- 短時間的に構成可能な点は面白い。構造的にはボルトという点でなく、糸や他のモノであると良かった。
- 糸による透け感を見てみたい。
- 場所性をより具体的に提示し、移動する点を考慮されていると、尚よし。
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| 13 |
木密を変える1間間ユニット |
- 長時間的な提案としては唯一で、そこを評価。
- 社会的な広がりを持つ提案である点が他の案には無くて良い。
- 建築を何のために作るのか?というテーマに取り組んでいる点を評価。モノそのものの魅力度を上げると良かった。
- カタチとしての美しさについては疑問を感じる。
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| 14 |
土管柱の憩い |
- 土管という小さなピースで構成されている点を評価。場所性をより具体的にされていると良いかも。
- 素材の良さがピックアップされていると良かったかも。
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| 15 |
空白の隙間 |
- 提案本文と構成された空間の乖離があったかも。素材に対しての提案も欲しかった。
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| 16 |
歩道のベランダ |
- 社会に対してしっかりと提案をしようとしている点を評価。実際に街にあったら面白そう。
- 何か目標を持って仕掛けようという事を評価。
- シチュエーションの取り方を評価。(構法・素材に対して掘り下げると良かった。)
- 圧縮材の表現をより具体的にされていると良かった。
- 構造的に構成するのが難しいので検討を要する。
- 構造がエレガントではない。実際は、ガチガチに固めないといけないかも・・・。
- 街路樹という場所をキッカケに仕掛けようという点を評価。材質に対しては更なる検討が必要。
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| 17 |
1冊の建築 -空間を作り出す1ページー |
- 中間のフレームが浮いた感じから、実際に座ったり出来るかどうか?
- シチュエーションからの実現性が高い。
- 空間性を感じられる。フェルトと木のフレームの組み合わせに親しみやすさを感じる。
- シンプルで機能性と仕組みと実現性とバランスのとれた作品。
- 支柱を基に広げるという単純な構成ではあるが、実現の可能性が高い。内部にフェルトを使用している点を評価。
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| 18 |
旅傘 |
- シチュエーションの変化を検討されている点を評価。
- 設置方法の提案がされていると、尚良い。
気候に対する工夫(防水など)を述べていないのが・・・。
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| 19 |
孵化 |
- 目的をもって考えている点は良いが、建築という観点で構法についても述べてほしい。
- 「モニュメント」ではあるが、もう少し説得性があると良い。
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広がる紙店 |
- 切り抜いた真ん中の利用方法が面白い。
- 簡易ではあるが、簡易で面白そうな点を評価。紙和への着眼点が良い。
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移る景色 |
- 日本的な雰囲気を感じられる点が良い。
作る段階で幾つか工夫が必要だが、実現すると良さそう。
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思慮の旅籠 |
- 実現性は1番高い。ただ、住宅のパーツを抜粋しただけという点も感じられる。
- ソーラーパネルではなく、自然から何かを得るという方向でも良かった。
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都市を彩る職人たち |
- 実現の可能性があるような感じもする。移せるかどうかが不明。
- 大きな構造物をどのように作るかを言及されていれば良かった。
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MORPHED-V(モーフド・ヴィ) |
- 弓のようなカタチを組み合わせていく点は面白い。
- 歴史的な建築に対する着眼は良い。また軽やかに見える点も良い。
- ボールト構造の部分的な抽出をして組み合わせるという、新たな行為を評価。ただ、実際に接合できるか?接合部の検討が必要。
- 構造が成立するかは疑問があるが、しならせた部材を組み合わせていく点は魅力的。
- システム的であるが、出来上がるモノがシステム的に見えなさそうな点が面白い。構造的な部分は疑問が残る。
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おもてなし |
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植物感染 |
- 中に入ってみたいと思わせる提案。
- 仮設の建築が植物によって強固になっていくというストーリーであったら面白かったかも。
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移り変わる壁 |
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flow shell |
- パーツの素材の割にしなやかさを感じさせる点が素晴らしい。
- システマティックである点と実現性の高さを評価。
- 実現性が高い。実際にモックアップも作成されている点も評価。
- 提案として魅力的ではあるが、既視感も感じる。実物を見てみたい。
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