「瀬戸」の将来を見据えた「リノベーションプランと建築」を考える

主催
(社)愛知建築士会
学生コンペ特別委員会
コンペ委員会メール

募集概要

■ 概要

 第3回学生コンペの対象地区は、愛知県瀬戸市の珪砂採掘場跡地です。巨大な露天掘り鉱山で、その風景の雄大さがグランドキャニオンに似ていることから和製グランドキャニオンとも呼ばれています。珪砂はガラス・ビンの原料で最盛期は全国の8割がこの地で採掘されていました。現在も稼働中です。
 この広大な土地を、将来採掘が終わったらどのように再開発するのでしょうか。現在のプランは、埋め戻して、植林するという計画のようです。
 しかし、この巨大な穴を埋めるだけでも大変な事は容易に想像できます。地下空間を利用するという発想をすれば、掘る経費の必要がない貴重な空間とも考えられます。例えば、イギリス・ウェールズのC.A.T(Centre for Alternative Technology)は、廃鉱山の跡地に、エコロジーのテーマパークとして再生され、世界中から注目されています。
 このような事例等を参考にして、この地域の将来を見据えた全体の構想と共に、関連する建築の提案をしてください。

 (参考例:1)市民農場&オーガニック・カフェ&レストラン
 (参考例:2)イギリスC.A.Tのようなエコロジー・テーマパーク
 (参考例:3)循環型コンパクト・エコシティの実験区
 (参考例:4)世界の芸術家が住む、ロハスなアート・ビレッジ
 (参考例:5)過渡的な施設としての物見台+資料館

■ 参加資格

 ○大学の部(大学院、大学、高等専門学校4・5年、専門学校)
 ○高校の部
 ※高等専門学校1〜3年は高校の部に応募して下さい。
  年齢・性別・国籍は不問
  建築を学ぶ学生で在学中の者(共同設計可)
  大学の部は、主催者側が実施する公開プレゼンテーション(10月18日)に参加できること

■ 設計条件

(1)敷地/「瀬戸グランドキャニオン」航空写真参照
(2)住所/愛知県瀬戸市陣屋町119-1 
(3)アイデアコンペの為、建ぺい率・容積率等は考慮する必要はありません。
(4)「瀬戸グランドキャニオン」全体の構想と共に、関連する建築の提案をしてください。
(5)質疑は受け付けません。

■ 作品提出期間

 2008年9月1日(月)〜8日(月)
 作品持参の場合は17:00まで
 作品送付の場合は当日消印有効

■ 提出作品

 設計主旨、配置図、平面図、立面図、断面図、外観パース又は模型写真。提案内容によってはこれに従わなくてもよい。
上記をケント紙、あるいはそれに類する厚紙で、A2サイズ2〜3枚におさめて提出。1枚目に全体の提案、2枚目以降に建築の提案をしてください。
表現は、鉛筆、インキング、着色、写真添付などいずれも自由。但し、パネル化は不可。
「応募用紙」に部門、氏名、学校・学部名、作品名、連絡先住所、TEL、 FAX、メールアドレスを記入し同封してください。
※作品名・ページ数を記入した「作品票」を作品裏面右下に貼ってください。
※「応募資料一式」は、ホームページからダウンロードしてください。印刷物は郵送しません。
    応募用紙のダウンロード     作品表のダウンロード

■ プレゼンテーション

 2008年10月18日(土) 10:00〜12:00
 会場 : 名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
 大学の部・入選者にプレゼンテーションして頂き、各賞を決定します。

■ 表彰式及び記念講演会

 2008年10月18日(土) 13:00〜16:00
 会場 : 名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
 大学の部・高校の部の各賞を発表し表彰式を行います。
 その後、審査委員長による講評を含む講演会を行います。

■ お問合せ及び作品提出先

  〒460−0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目3−26 昭和ビル5階
  社団法人愛知建築士会 学生コンペ特別委員会
    TEL 052-261-1451 FAX 052-261-0251
     E-Mail compe@asanet.or.jp

■ その他

○応募作品は未発表のものに限ります。
○発表・審査結果は入選者に通知するとともに、愛知建築士会のホームページ上にて発表します。
○本コンペティションの応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、愛知建築士会は入賞作品の発表に関する権利を保有するものとします。
○応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害するものであってはなりません。雑誌や書籍、ホームページなど著作物から複写したものを使用しないでください。著作権侵害の恐れがある場合は、入選を取り消すことがあります。
○応募作品は返却しませんので、必要な場合は複写しておいてください。

■ 現地見学会について

現地見学は、危険な為出来ません。現地見学希望者は、当委員会が主催する「現地見学会」にご参加ください。